海のトリトン 第二十話 海グモの牢獄~第二十一話 太平洋の魔海 [海のトリトン]
第二十話 海グモの牢獄
第二十一話 太平洋の魔海
海のトリトンを語る上で外せない大切な2回です。
ターニングポイントでもあります。あ、「オリハルコン」叫びもここからですかね。
トリトンのイメージっていうと、同世代の人で知ってる人は大抵この「オ~リ~ハ~ル~コ~~~ン」をあげます。でも最初から叫んでいた訳じゃなかったんですよね。
前回のアパッチ画像から一転してクリアで綺麗系な作画になっています。トリトンも若干少女漫画風味に!(笑)
だからという訳ではないですけどヘプタポーダ姉さまが登場した時、え?この方ポセイドン族?って思いませんか?
今まで人と獣のキメラみたいなキテレツデザイン(でも好きだけどさ)は一掃されています。キテレツなヘルメット(笑)はかぶってますけど。
青い大きな瞳、長いまつげ、すらりとした体系、無粋なアンコウや無能なサメとかではなくスリムな魚の生きた剣を武器に戦う美女ですよ。(褒めすぎ)
そして何やら訳ありな感じもそそられます。何故、この人はこの牢獄に囚われているんだろう?何故、ポセイドンはヘプタポーダの望みをかなえる事を拒むんだろう?そこまで拒まれる彼女の望みって何なんだろう?(輝く太陽と青い海って自由の象徴だと思っていたのでまさか本当にそれそのものだとは思わなかったです。)
トリトンと短剣の関係と弱点も明らかになってきているのでまたそそられます。使い過ぎると役に立たなくなるんだよう・・・・。何故だかは分からないけど(笑)
そんなトリトンの戦い方も萌えポイントです。短剣の輝きMAXのときの白抜き斜線なタッチも素敵ですが力尽きて倒れるところもまた素敵。
このあとのヘプタポーダとトリトンの会話が意味深。太陽の光に弱いポセイドン族ってことは、彼らはずっと海の底で暮さなければいけないんだという事です。トリトン族の秘密より、ポセイドン族の謎の方が段々明らかになっているような・・・・。
20話のラストだと、ポセイドン族を裏切ってトリトンたちを逃がしたヘプタポーダは海グモの牢獄で死んでしまったように思えます、今までの話からだとそうとしか思えませんけどしっかり生きています。
そしてね、ピピがすっごいやきもち焼いてるんですよね。可愛い。
綺麗なお姉さんをナンパしちゃいかんですよ。ヘプタポーダも別れ際にヘルメット脱いで一番美しい姿を見せて去っていくなんて罪ですね。(そういう問題じゃない?)
やっぱりトリトンは好きだったと思います、ヘプタポーダ姉さまを。ピピに関しては保護者的な愛情という気がしますし、綺麗なお姉さんにほのかに抱く恋心、アリです。そしてポセイドン族に対しての認識も彼女のせいで多少変わっていったとおもいます。でもやっぱりいいところで死んじゃうんですよね(哀)
関わりが深く好意をもって接していた者の死と言うのは心に深く刻まれていきます。
優遇されていたレハールもポセイドンの無情な制裁を受けて失脚です。そしてお話ももうあとわずかです。
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