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海のトリトン 第二十六話 ポセイドンの魔海~第二十七話 大西洋陽はまた昇る [海のトリトン]

第二十六話 ポセイドンの魔海
第二十七話 大西洋陽はまた昇る

泣いても笑ってもこれが最後だというのに、最終回痛恨の録画ミスです(涙)
時間ズレても今までちゃんと追っかけて録画してくれたというのに今になって、よりによって最終回でこの仕打ち。

まあいいです。DVD見て書きます・・・・(涙)

最終回を目前にして、「各シーン別々の作家さん起用しましたアンソロジー」的作画レベルです(笑)
萌えっなカットと、ゴフッなカットが入り乱れて大変。

そして今まで忘れ去られていたミノータスもやって来た・・・マイペスと兄弟だって?
ミノータスの方がいい男じゃないかな~?って問題じゃないですね。

しかし最後に残った幹部がどうにも雑魚っぽいところが・・・(笑)
いや、私ミノータスは結構好きですが。

衝撃なのは、ポセイドン幹部は元人間だったという事実です。
さらに衝撃なのは、マイペスは人間の方が人間離れしているという・・・ごほごほ・・。
人ならざる身体を持っても自分の存在に意義を持って奔放に生きて・・・・ないない(笑)

ヘプタポーダ姉さまは綺麗で可憐ですね。ドリテア姐さんも出してほしかったなあ~。
あ、目つきの悪いおばさんがそうなのかなあ?ミノの隣のイケメンがポリペイモス?(違)

ピピはあんなに怖がっていた人間の火を使ってトリトンを助けようとします。すごい成長。よくやった!ピピ。

いよいよポセイドンの本拠地に迫るトリトンたち。

謎は解けるんだろうか?旅の目的は果されるんだろうか?
此処まで散々な目にあいながらもそれを乗り越えてここまでやってきたトリトン(と、私たち視聴者)は報われるんだろうか?

そういう思いでいっぱいになって見ていたはずなんです。でも・・・。

最終回のOP。残念ながらDVDなので臨場感はありませんが、そのつもりで見ます。これで最後。
終わりなんだなあ~。もうトリトンとは会えない。夏休みも終わっちゃったから学校も始まっちゃう。
(その年によっては放送が終わらなくてすでに夏休みは終わっていることも多かったですけど)
そんな気持ちでいっぱいで、切なかった思いがあります。

何度見ても、やっぱり切ない最終回。
今までの事は一体何だったのか?自分たちが良かれと思っていた事が、逆の立場からみたら全く違っていたという事実。

今見てみれば、これは「復讐の連鎖」だよね?
最初の被害者がポセイドン族。でもトリトン族(アトランティス人)に復讐するために虐殺を行ったのもポセイドン族。
外の世界を夢見て海の底細々と暮らしていたポセイドン族。
何も知らずにのほほんと平和を享受していたトリトン族。

どちらが悪いとも良いとも言えないです。
強いて言えば、コミュニケーション不足。でも部族間の抗争なんてこんなものかもしれない。

最終回の一連のエピソードの後、トリトンたちにセリフはありません。
無言で、そのままどこへ行くのかもはっきりしないまま旅立っていきます。
それは、自分たちで考えろというある種乱暴な終わり方です。

実際私にとっては、ポセイドン族とトリトン族逆転の事実よりもこの無言の旅立ちの方が衝撃でした。
事実を知ったトリトンが何を思って、これからどう進むのか?
何も示されないまま、海のトリトンは終わってしまったのです。

そこに答えはないのかもしれません。でも考える事は出来ます。
この事実をトリトンはどう受け止めたのか?
この後のトリトンとピピがどうなったのか?
当時の私は、必死に自分なりに考えました。
そういう種を、富野氏は幼い(幼かった)私たちに植え付けて行ったのだと思います。

<オマケ>
で、数年後「ザンボット3」と出会っちゃうんですよね。でもザンボットのロマンアルバム見るまで同じ監督だってことは気が付いてなかったような気がする・・・そして「イデオン」に続く。

あ、この一連の流れに「ガンダム」は入っていません。あれはちょっとこの流れとは違うんです。(私の中では)

tri-gogo-seiha.jpg


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らんぼ♪

私のレコーダも追いかけてくれる筈だったのですが、14話で裏切られたので、その後はたっぷり2時間録って刻んでました。二十六話はかなり絵が雑でしたね。びっくりしました。
エンディングはあんなだったんですね。劇場版のエンディングが頭に残ってたので、えっ?ナレは?って感じでした。
by らんぼ♪ (2009-09-18 20:29) 

conian

らんぼ♪様

レコーダーを信頼しちゃいけないって事ですかね・・・。

劇場版と言えば、イルカ島あたりで終わっちゃってた記憶があるんですが続きってあったんでしょうか?
by conian (2009-09-19 20:48) 

らんぼ♪

劇場版はわざわざ見に行きましたが、1時間くらいで終わってしまい、話も中途でした。
完結してるのはそれに後半部分を付けたオリジナル劇場版って奴でLDやらDVDになってますが、そう言えば後半って劇場公開してないから、劇場版って言っていいんだか悪いんだか。。。
by らんぼ♪ (2009-09-21 23:35) 

conian

らんぼ♪様

そういうわけだったのですね。 
私は映画館で見た劇場版しか知りませんでしたし、DVDになっているのも、春にNHKでやったのもそれだと思っていました。
by conian (2009-09-23 17:01) 

らんぼ♪

DVDもNHKも完結している「オリジナル劇場版」の方でした。
その昔LPレコードで「海のトリトン」と言うのがコロンビアレコードから出てましたが、編集も所々に入るナレーションもそれとほぼ同じです。
なんて言っても知りませんよね;;; LPレコード版なんて;;;
by らんぼ♪ (2009-09-25 19:50) 

conian

らんぼ♪様

持ってますよ、コロンビアのLP。
ビデオ無い時代に、これだけを頼りに脳内再生しまくっていました。
by conian (2009-09-25 21:20) 

らんぼ♪

ヤマト以降、この手のモノがずいぶん発売されましたが、トリトンのLPはとても良く出来てたと思います。(最後にピピが人間の姿になってたのが納得いきませんでしたが^^)
この頃、LPでもシングルでもトリトンはEDではなくピピのうたが収録されてたのは、レコード会社的なことだったんでしょうか、それもあってか今回初めて見たEDは違和感ありありでした。
by らんぼ♪ (2009-09-26 09:05) 

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